STORY

cellulose acetate

susuiのuniondoughnut collectionで使用しているセルロースアセテートについてのお話。

セルロースアセテート樹脂は、綿花(コットンリンター)と高純度パルプから作られた
植物由来のセルロースを原料とする、環境に配慮したバイオマスプラスチック素材です。

石油由来のプラスチックに比べてしなやかで割れにくく、軽やかな着け心地も特徴。
その品質の高さから、メガネフレームにも広く使われています。

また、天然石のように美しい色合いと奥行きのある模様。
一点ごとに異なる表情も、この素材ならではの魅力です。

susuiが使用しているアセテートシートは、
業界最大級のアセテート生地メーカーであるイタリアのMAZZUCCHELLI(マツケリ)社のもの。
2万色を超える色柄の中から、素材の美しさが引き立つsusuiらしい色と模様を大切に選んでいます。

こうして選び抜いたアセテートシートは、
福井県鯖江市の職人さんによって一点一点丁寧に加工されています。

1st collection

宝飾店を営む両親の影響でジュエリーの勉強をはじめて、基礎から彫金を学びました。 

他にないデザイン、自分らしいデザインを見つけるために、
あれこれ試行錯誤している中で木工職人さんと出逢い、ヒントをもらいました。

熟練された技術を持つTODO工房の藤倉さんは、
主に大きな家具などを作られるベテランの職人さんです。

私が求める小さな小さなパーツは、家具用にカットする鋸の刃では無謀なことにも関わらず、
サンプル品が完成するまで親身になってご協力いただき、感謝しかありません。
やりたいことを実現するためには、実験の繰り返しです。

その後、老舗の仏具屋の職人さんに出逢い、
仏壇を作るための繊細な刃でカットしていただけるようになりました。

こうしていろんな出逢いがあり、
新しいデザインが生まれ、カタチになります。

そんな出逢いを大切にしながら、
これからも新しいアイデアを見つけていきたいと思います。

これが、susuiの特徴とするデザインの原点です。

conceptsusui

私は宝飾店を営む両親のもとに生まれました。

その宝飾店は、地元の小さな商店街で40年以上続いています。
例えどんなに小さなお店でも、長く続けること、長年愛されるお店であり続けることは、
とても素晴らしいことだと思います。
そうした姿を、心から尊敬しています。

「 ビジュー・ド・ファミーユ 」( 家族の宝石 )というヨーロッパでは伝統的な風習がありますが、
両親の宝飾店でも、オープン当初からのお客様は娘さんからお孫さんまで代々ジュエリーを受け継ぎ、
地金や天然石を使って新しいデザインにリフォームするなど、
何十年も前に購入されたジュエリーが今も大切にされています。

モノが溢れ、どんどん捨てられてしまう世の中で、
こうしてモノが大切にされ続ける姿は、とても美しいものだと感じています。

ジュエリーは贅沢品であり、生きていく上で必要不可欠なものではないかもしれません。
ですが、心を豊かにしてくれる存在です。

たくさん持たなくてもいい。
一度出会ってときめいたジュエリーを、お守りのように大切に身につけていたい。

壊れたら修理したり磨いたり、飽きたら少し手を加えて、新しいジュエリーとして生まれ変わらせることもできます。

「susui(シュスイ)」は、父の名前からなぞらえて生まれた造語です。

大切な人から大切なものや想いを受け継ぎ、
水のように形や姿を変えながら、
身につける人に寄り添い、
いつも味方でいてくれるようなジュエリーを届けていけたらと思っています。